過去の医療事故の紹介とその判例、医療裁判の基礎知識などをご紹介します。

■医療事故の知識

医療事故とは、患者側の疾病の度合いや怪我等の深刻度によって起こる事故ではなく、明らかに、医師や看護士等の医療従事者による医療行為において起こった、患者側の傷害や死亡のことを指します。
さらに医療事故は、過失による事故と、過失がない事故に分けられます。
この過失があったのか、なかったのかの判断を明確にする事が、患者側には難しいケースが多く、それも医療事故の問題点でもあります。
テレビや新聞等で報道されているような、医療従事者側の初歩的なミスによる、患者の名前を間違え取り違え手術をしてしまった、間違えて消毒剤を注射してしまった等のありえないミスは過失による医療事故です。
しかしながら、手術後の急変や、手術とは無関係の脳梗塞等の症状を引きこした場合は、医療事故と言えるのかどうかは患者や患者の家族には判断はできないので、医療従事者のきちんとした判断と良心に委ねなければならないケースもままあります。
さらに、医療事故が発生すると担当の医療従事者のみならず、病院ぐるみでその事実を隠ぺいする身勝手なケースも後を断ちません。
医療事故は患者側が防ぐ事のできない事故ですが、自分や大切な家族の命を守るためにも、医療に関しての知識を深め「患者力」をあげることも大切です。

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