過去の医療事故をご紹介しましょう。
ニュースや新聞等で何度も取り上げられているので、記憶に新しい人も多いと思いのが、当時4歳の保育園児が綿菓子の割り箸を口中奥に突き刺してしまい、母親が急ぎ病院に連れて行くも、適切ネ処置がなされず死亡した医療事故。
これにより杏林大学医学部附属病院の担当医師は業務上過失致死で在宅起訴されました。
また、高度な技術が必要とされる前立腺がん摘出の「腹腔鏡手術」を、経験の浅い医師だけに行わせ、手術当日に器具の業者を呼んで使い方の説明を受けマニュアルを見ながら執刀するという言語道断の行いをしただけではなく、止血ミスや輸入血液の準備不足等、医療従事者にはありえないミスで、当時60歳の男性患者を低酸素脳症に陥らせ死亡させた、東京慈恵会医大附属青戸病院の医療事故。
同病院では高度な腹腔鏡手術等の場合は倫理委員会等の承認を受ける内規があるにも関わらず、それを行わず、家族にも他に開腹手術という選択肢がある事を伝えなかったという稀にみる悪質な医療事故として、担当医師ら3人を業務上過失致死で逮捕、診療部長と麻酔科医師等3人を書類送検、青戸病院院長室の家宅捜査等、極めて異例とも言える刑事責任を問われた大事件となりました。